日本の医療データベースは、レセプト(NDB)、DPCデータ、電子カルテ(EMR)の3系統に大別される。それぞれ収録される情報の粒度、対象母集団、利用申請の難易度が異なり、研究設計の段階でどのデータを使うかを正しく選択することが結果の質を左右する。本稿では各データの特性を整理し、薬剤疫学研究における実践的な使い分けの考え方を解説する。
日本の医療データベースは、レセプト(NDB)、DPCデータ、電子カルテ(EMR)の3系統に大別される。それぞれ収録される情報の粒度、対象母集団、利用申請の難易度が異なり、研究設計の段階でどのデータを使うかを正しく選択することが結果の質を左右する。本稿では各データの特性を整理し、薬剤疫学研究における実践的な使い分けの考え方を解説する。